ガラスとメモリーズ
夏といえばTUBE。
冬といえば広瀬香美。
もう古いと言われそうですが、35~50代の方には定番だと思います。
TUBEも広瀬香美も好きですが、今は夏なのでやっぱりTUBE。
歌の上手い、高音の綺麗な男性シンガーといえば誰が思い浮かぶでしょうか。
小田和正、平井堅、松崎しげる、EXILE、稲葉浩志etc・・・
個人的には、TUBUの前田亘輝は声量といい、高音の伸びといい、
史上最高のボーカリストの一人と思っています。
その伸びやかな高音を存分に発揮・堪能出来る曲がこちら。
「ガラスのメモリーズ」
サビが心地よいです。
しかもこのライブ映像、CDの音源にほぼ忠実というか、まるで「口パク?」と
思ってしまうほど、歌唱にブレがありません。
でも、CDと聴き比べると微妙にビブラートが違っているので、口パクではなく生歌だと分かります。
この高音気持ち良すぎます。
しかし、十数年後の映像はこちら・・・。
TUBEの曲は超高音、特にサビの部分はほんと高いので、加齢とともに高音が出なくなり、歌うのがキツくなるのは仕方ありません。
でも、でも、この曲に関してはサビは声を張って伸ばして歌って欲しい・・・
このライブ映像ですらもう6年前ですから、今はどうだかわかりませんが、
この時を見る限りは前田さんは声が出ないというよりも、張り上げて出してないだけという感じで、声自体は全盛期とあまり変わらず伸びのある声をしています。
最後の「ガラスの~Oh、メ~モ~リ~ズ~」というフレーズだけはきれいに出てますし。。
聴いているこちらがちょっと不完全燃焼・・・。
この曲は失恋ソングですが、
「写真なら 今でも仲のいい二人ね」
「飛び散る光に何もかもまぶしかったあの頃 割れたら戻せないの こわれた純愛」
どんな純愛もガラスのように割れてしまったら戻せない、ということでしょうか。
この前ANAに乗った時に、機内エンターテイメントでTUBEのBESTが入っていて、飛行中はずっとこの曲を聴いていました。
過行く夏を偲び、ガラスのメモリーズ。