盆と墓参り
今日は親父を連れて叔母の家にお盆の線香あげに行ってきました。
6月に父方の叔父が亡くなったため、つい先日は49日の法要が終わったばかりです。
親戚一同が介していましたが、
このような場面でおひとりさまが危惧することはただ一つ。
おひとりさま組合員の方ならここですぐにピンとくるはずです。
そうです。
「結婚はしないのか」及び「いいひとはいないのか」問題です。
先日の葬儀などではさすがにありませんでしたが、このようなお盆で線香上げのついでにお昼ご飯やお茶でもどうぞ、といった席では格好の餌食になってしまいます。
まして親父も一緒だと、それに輪をかけてきそうです。
しかも、今現在私の父は抗がん剤治療中でその副作用がかなり辛いようで、親父を連れていく運転手的な役割が強いため、自分だけ線香をあげて先に帰ります、というわけにはいかない状況です。
聞かれたらなんて返そうかと、答えまで準備していきました。
ですが・・・私の心配は大きく外れ、結婚しないのかと質問攻めにあうことはありませんでした。
ほっと胸をなでおろして帰ってきました。
普段はお墓にいて、空の上から見てくれているご先祖様も、お盆は家に帰ってきます。
このような事情から、お盆はおひとりさまにとっては単純に親戚団欒とはいかない面もありますが、普段は思い出さすことも少なくなる故人を偲びたいものです。