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独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

王様の耳とロバの耳

 職場の人が夏休みに家族で瀬戸内海のある島へ行ってきたそうです。


その島で、2年前まで同じ会社にいて、異動した元同僚の女性を見かけたそうです。
とある男性と一緒にいたところを。

その女性は50代、独身女性。
一緒にいたお相手の男性は、既婚者同じ系列の会社の。


・・・いわゆる不倫というやつでしょうか。

前々からそういった噂はあったらしいのですが、決定的な場面を見てしまったそうです。
それも、関東から遠く離れた島で。

お相手は既婚者ですから、お忍び旅行だったのでしょう。

多分向こうは気づいていない、と言っていましたが旅行先で見たくないものを
見てしまい、旅行気分も吹っ飛んだと話していました。


悪いことは出来ないものですね。
近場ならまだしも、飛行機で行くような旅先でそのような場面に出くわすのですから。

相手の人たちもまさか見られているとは思わないでしょう。
遠い島だからこそ、誰にも気づかれずゆっくり2人の時間を過ごせるとおもったのかもしれませんし。

 どこで誰が見ているのかわからない。

その職場の人が旅行に夏休みで四国へ行くということを聞いていたので、会った時に「四国はいかがでしたか?」と社交辞令的に尋ねると「王様の耳はロバの耳」と穴をあけて叫びたいことがあったと言いました。

何かあったんですか?と返すと、上記のことを聞きました。

私もその人も、その異動した同僚をよく知っていたからでしょうが、
穴を掘って叫ぶ必要もなく、「実はさ~」と簡単に教えてくれました。

誰にでも、墓場まで持って行きたい秘密は一つや二つあると思うんです。
もちろんない人もいると思いますが。

たとえ、自分の耳がロバの耳であっても、誰かに迷惑をかけないのであれば
それは別に構わないのではないかと、自分は思います。