独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

くるりとぐるり

昨日の日記に書きました栄養ドリンクですが、
私は「チオビタ時々リポビタンD」派です。
正直、リポビタンDは値段が高くてなかなか手がでません。

価格ではチオビタの方が安いのですが、もう一つ購入する理由があります。

 


それは、チオビタのCMで流れていたくるりの「Jubilee」が好きだから。

これを聞くと、菅野美穂が出演していたチオビタのCMを思い出し、チオビタを見るとくるりを思い出します。

くるり - ジュビリー


そもそもどうしようもなく疲れているから栄養ドリンクのお世話になるのですが、さらにこの曲で癒されるというルートをたどります。
ストリングスは綺麗、転調や音階がとても面白いなーと。
けして前向きじゃない歌詞がいいです。


そして、幸の薄い役をやらせたら日本一と形容される女優の木村多江
きれいな人ですよね。
映画「ぐるりのこと」で数々の女優賞を受賞されました。

私が強烈に覚えているのは、ドラマ「白い巨塔」で、自ら末期がんで余命を宣告されるの製薬会社営業マンの役です。
このドラマは、主役の2人よりも高畑淳子の教授婦人役が話題になりましたが、
木村多江のこの演技には泣かされました。


ライバルはいても、友達もいません・・・ 【白い巨塔 名シーン】



ちょっと画像がわかりにくいですね。

「ライバルはいても、友達もいません。」

木村多江を抜きにしても、身につまされるセリフです。

もし仮に、今私がこの役の抗がん剤営業マンと同様に末期がんを宣告されても、
同じセリフを言うでしょう。

もっとも、江口洋介演じる里見先生のような優しい医者はなかなかいないと思いますが。

疲れたら、くるり聴いて。
疲れたら、ぐるりのことで日本アカデミー賞獲った木村多江のこの演技見て泣いて。
自分を投影させる。
さあ、今夜もこのセットで癒されよう。