独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

まるとさんかく

食材の買い出しのため、週に1回の買い物に行ってきました。


僕がいつも行くスーパーは小さいショッピングモールの中にあります。
ちょっと遠いしモールの一角に位置していることは煩わしくもあるのですが、そこが消費税分を割り引きするサービスをしているので、それを目当てにです。


買い物を終えて店を出ようと入り口に向かうと、会社の同僚の姿が目に映りました。


「あっ」と思い、とっさに後ろを向いてその場を離れました。



日曜の家族や恋人、学生で賑わうモールで誰かに会いたくなんてないからです。


帽子を深く被りマスクをしていたので、バレはしませんでした。


少し離れた場所から彼の姿を振り返ると、隣には奥さんとまだ小さい子ども、彼の両手には1歳くらいの乳児が抱えられていました。


そこには日曜のショッピングモールによく似合う、幸せそうな家族の姿がありました。


外に出ると、雨が降りだしています。


ふと隣に目をやりますが、僕の横には誰もいません。
すれ違う僕の両手には、1週間分の食材の詰まったスーパーの袋がぶら下がっているだけでした。



 

nadeemsan.hatenablog.com

 




秋の空気と上司の背中

今日は休日出勤でした。


今年度他の職場へ異動となった元上司(職場のTOP)が来ていて、挨拶をしました。
4月の歓送迎会以来なので、ちょうど半年ぶりでしょうか。

 

nadeemsan.hatenaこの上司にはよく気にかけてもらっていたので、自分としても非常に感謝の思いが強いのですが、今日会った時も言われました。


「いい人は出来たのか?いないなら早く見つけなさい」と。


僕は苦笑いして答えましたが、この元上司はからかいではなく、本当に部下を心配してくれているのが分かるので、申し訳ない気持ちと同時に嬉しくも思いました。


今後この上司と一緒に働く機会はもうないかもしれません。


遠ざかる後ろ姿を見送りながら、いつまでも健在でいてほしいと、そう思いました。


秋の澄んだ空気の中、その背中はとても大きく見えました。

人と質

 

ネットで次の国際ニュースを見つけました。

www.afpbb.com




タリバンに拉致されていたカナダ人とアメリカ人の夫婦が5年ぶりに解放・救出されたというニュースでした。


5年もの間拘束されてたのか・・・と気の毒な思いで読み進めていると、その内容もなかなか衝撃的。


それは、5年の拘束中に3人出産したという部分です。


え?拉致されて拘束されている間に出産?それも3人も 笑??


どんだけ 笑?? 

だってね・・・そんな悠々と子づくり出来る環境なんだと思うとちょっと同情の思いが薄れます。

普通に考えても超ハイペース 笑


薄情かもしれませんが、
拉致とか拘束されたと聞くと、劣悪な環境下でずっと監視され自由もなく、食事なども最低限しか与えられないようなイメージがありました。


僕はバックパッカー時代、アフガニスタンに行ったことはありませんが、行ったという旅人には何度か会ったことがあります。


とある旅人からは、やはり現地で拉致されて数日間拘束されたものの無事に解放されたという話を聞いたことがあります。


その人は自分たちを拉致した現地民はとてもいい人たちで、すごく大切にされて何一つ不自由のない数日間だったと話していました。



このニュースを見て、夫婦も同じ状況だったのだろうなと思いました。



もちろんイスラム国やアルカイダなどでは日本人の人質が殺害されましたし、アフガンでも数年前にペシャワール会というNGOの職員が殺害されたことがありました。



拉致したグループが非常な人間たちだったら
「お前ら拉致されてんのに何子づくりしてんだよ!自分の状況分かってんのか!子づくりしてる場合じゃないだろ!」と引っ叩かれていると思うのです 笑



もちろん拉致や誘拐はけしてあってはならないことです。
北朝鮮による拉致もしかり。


的を得ませんが何が言いたいかというと、
ごく一部のイスラム教徒が間違った解釈から間違った方向に進みこうしたテロや誘拐行為・紛争を起こしていますが、大多数のイスラム教徒は平和を願い、とても親切で穏やかな人々なのです。


じゃなきゃ拉致されてるのに、5年で3人も子づくり出来ないでしょ 笑


だからアフガンやシリア、イラクにも早く平和な日々が訪れてほしい。


そう思うのです。


アフガニスタンを訪れたことのある旅行者は、口々にアフガンは人がいいと話していました。


いつか行ってみたい。





仮面とライダー

ダイエットを始めて1年が経ちました。


ダイエットなんて言ったら大袈裟ですが、野菜中心の食生活と筋トレやプールなどの運動を細々と継続しています。

年齢的にもマッチョは目指しておらず、かっこよく云えばボクサー体型みたく細身を維持出来たらいいなと思っています。


①食生活は野菜を中心にし、白飯は腸から糖が吸収されにくいレジスタントスターチに変わるということから、あえて冷や飯を食べるようにしています。最初は冷たいご飯なんて味気なくて無理と思ってましたが、慣れればなんとも思わなくなりました。お菓子類も普通に食べてます。

②筋トレは1日置きに、
     ・腹筋ローラー(膝コロで)50回×4セット
     ・足上げ腹筋 300回×2
     ・腕立て伏せ 100回
      をしています。

③運動は週に1~2回週末にプールで泳いでいます


もう完全に自己満足の世界で、
鍛えたり痩せたところで誰に見せるわけでもなく、
誰かとダイエット話をするわけでもなく・・・・


やりがいも目標もないのに、一人黙々よくやってるなと我ながら思います。


なので、1年を記念してその成果を勝手に1枚掲載させていただきます。
今年の初めにも1回だけという約束で載せたのですが、さっそく破ってしまいました。


経時記録という意味でもお許しください。


自分で言うのもなんですが、アラフォーにしてはまぁまぁではなかろうか・・・と。

 

 

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お食事中の方でおっさんの体なんて見たくないという方がいましたら、申し訳ありませんでした。



観月とありさ

 

何度かブログに書いていますが、僕は古内東子とか辛島美登里とか好きだったりして、自分で自分のことを変わり者だと思います。
一応、その認識はあります。


もちろん年代的にミスチルとかラルクとかイエモンとかWANDSとか小室ファミリーとかも聴いてきました。


で、これも変わってますが、
歌手観月ありさってミリオンのような大ヒット曲はないのに、出してる曲はけっこうみんな知ってたりします。




「伝説の少女」とか「TOO SHY SHY BOY」とか

たしか僕が中学生の頃ですが、月9で中井貴一と共演してた「じゃじゃ馬ならし」ってドラマの主題歌で自ら歌ってた「君が好きだから」という曲が好きで、最近またよく聴いています。




なんか秋にぴったり。


作曲がユーミンなので、そりゃいい曲でしょうよと。


「君に君に甘えたい ふいに涙おちる日は♬」


いいね~、いないけどそんな相手 笑


寄りかかる相手はいないから、壁に寄りかかろうっと。







支出と内訳(2017年9月)

収入


手取り21万


支出

食費    ¥8895(日曜に3回まとめて買い出し)
家賃    ¥38500
電気代   ¥2608
ガス代   ¥3190(プロパンガス、節約のためシャワーのみ使用)
水道代   ¥1724(二か月に一度の請求のため今月はなし)
保険    ¥6300(毎月固定)
ガソリン  ¥3000(軽自動車)
携帯    ¥2855(ガラケーの基本料金のみ)
交際費   ¥0
プロバイダ ¥0(家賃に含む)
日用品   ¥2986(ラップ・洗剤・トイレットペーパーなど)
衣服    ¥128000(ウィーンのモンクレールでダウンジャケット購入)
医療費   ¥0
旅費    ¥35000


支出ではないですが、別に¥110000を貯金。



合計¥233058


今月は夏休みをとり旅行に行ったので、その期間の食費を計上していないぶん
食費が抑えられています。


旅行は、おみやげと現地での食事代、3泊の宿代、成田空港までの交通費などを含めての総額です。
なおチケットは貯めたANAのマイルで発券したため無料です。諸税が4万ちょっとかかりましたが、これは4月に支払済みです。

3泊7日の日程で、7日のうち3泊は機内泊、食事もビジネスクラスラウンジが使えたためそこで済ませることが出来ました。あとは機内食ですね 笑
かなりの節約です 笑


衣服で128000円とありますが、長年の夢だったモンクレールのダウンジャケットを買いました。しかし、サイズがパツパツで日本に帰ってきてもう1サイズ大きいものを買えばよかったと猛烈な後悔に襲われています。


日用品は、近所にホームセンターがオープンし特価商品などがあったため洗剤などをまとめ買いしました。



以上9月の家計簿でした。

イスタンブールと旅行記(体調不良ピークで帰国編)⑥

6日目。


起床するもお腹はピーピー。


まるで蛇口をひねった水道のようにシャー。
1時間に1回の頻度。


昼前にチェックアウト。

そして向かうは、宿から歩いて15分、今年2月に行って超気持ち良かったマッサージの兄ちゃん(名前はGOLFという)のいるマッサージ屋へ行きます。

実は昨日も行きました。
ドラえもんに似ている見慣れた女性オーナーを探し、

俺「ハーイ、俺のこと覚えてる?」
ドラ「YES,YES覚えてるわよ。」
俺「(マジかよ、調子いいな)GOLFくんのマッサージ受けたいんだけど」
ドラ「今日はいないわ。オフなの」
俺「(はい、来た。撃沈。豊田真由子議員ならヒールで回し蹴りされてるわな)」
ドラ「他もみんな上手だから、他の人でいいじゃない。さあどうぞ」
俺「いやダメダメ。GOLFのマッサージがいいの。明日はいる?」
ドラ「いるわ。11時に来なさい」
俺「なら明日来るから兄ちゃんに必ず出勤するように電話しといて」
ドラ「わかったわ」

といったやりとりがあり、来たわけです。

そしたらちゃんといましたよ、ゴルフくん!!

フットマッサージ1時間(200バーツ)とタイマッサージ1時間(200バーツ)で2時間コースで揉んでもらいました。


もう超きもちいい!!

ほんと上手というか、僕には合っている。


マジで気持ち良かったので、チップは100バーツ渡しました。


正直、
前日に某有名な1万円を軽く超えるSPAに行ったのですが、そこのセラピストよりも彼の1時間640円のタイマッサージの方が全然気持ちよかったです 笑
すごく丁寧で、痒いところに手が届くマッサージというか。

ちょっとお姉っぽくなってましたけどね 笑


でもお腹はピーピー。


名前はウマポンマッサージという店です。
で、プラトゥーナムにあるので、ここから歩いてエアポートリンクのラチャプラロップ駅まで行き、電車で空港へ向かいます。


タイ航空のビジネスクラス専用カウンターでチェックイン。


タイ航空のビジネスクラス客特典の30分の無料マッサージを受け、向かうはシンガポール航空シルバークリスラウンジ。

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f:id:nadeemsan:20170930151447j:plainタイ料理のソムタムがありました。

f:id:nadeemsan:20170930151610j:plainハーゲンダッツあり。

f:id:nadeemsan:20170930151737j:plain朝から何も食べてなかったので食します。

f:id:nadeemsan:20170930151359j:plainお腹ピーなのに貧乏性だからハーゲンダッツも。

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で搭乗。
16:25バンコク発 シンガポール行き


なぜわざわざシンガポール経由かというと、バンコク発だと夜行便がとれなかったのがシンガポール発だと取れたからです。


機材はなんとA350。
最新機材です。

f:id:nadeemsan:20170930151800j:plainもちろんスタッガードの座席

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f:id:nadeemsan:20170930151856j:plainお腹ピーなので、ジャスミンティーをいただく。
香りに癒される。

f:id:nadeemsan:20170930151929j:plain食事はラザニア。
本来なら大好物だけど、お腹ピーのためあまり食べられず。

f:id:nadeemsan:20170930151952j:plainで、担当CAさんは超美人で、なおかつ日本語ペラペラでした。
全て日本語で対応してくれました。


なんか、タイ航空いいわ!
ANAなんかよりもいいわ!

2時間ほどでシンガポール空港へ到着。

そしてシンガポール航空のシルバークリスラウンジへ。

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f:id:nadeemsan:20170930152041j:plain蕎麦とか寿司がありました。

f:id:nadeemsan:20170930152108j:plainさすがフード類は超充実していますが、ほとんど食べられず・・・。



シャワー浴びますが、この頃にはもう僕の水戸(肛門)様は悲鳴をあげてましたね。

トイレの行きすぎで、水戸様も疲弊していたのです。

でも、東南アジアだと手動のウォシュレット(通称けつシャワー)があるところが多いのですが、なぜか今回僕が寄ったトイレではほとんど見かけず・・・。


もう水戸様も気力も限界に達し、最後の区間であるANAの成田空港行に乗り込みます。


そこで最悪な光景を目にします。

f:id:nadeemsan:20170924164742j:plainあはっ!席がくっついてる!!

はーーーーーーーーーーーーーーーーーー???

まさかの機材変更
予約した際にはスタッガードだったのに・・・・

これクレイドルじゃん。マジで終わってる。
もう一度言う。

マジで終わってる。

山尾志桜里議員「ANA死ね」

あ・・いけないいけない。今回もANA様のおかげでトルコまで行けたんだった・・・。
感謝しなくては。

そんなこんなで失意の中最悪の体調・機材で成田へ向かうことになりました。

機内放送では、「この度は機材が変更になったことをお詫び申し上げます」と言っていました。

俺「いや、許さねぇ」

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朝食はお粥。
もはやどーでもいいわ。

表面だけ手をつけてごちそうさま。


ANAさん暴言吐いてごめんなさい。
ANAさんのマイルのおかげで今回の旅も実現しました。


本当にありがとうございました。




今回本当に久しぶりに中東へ行きました。
といっても、トルコはもはや半分ヨーロッパといっても過言ではないと思いますが、モスクから流れるアザーンやエキゾチックな街並みはただそこにいるだけで、自分を非現実の世界へ誘ってくれます。


シルクロードの中継地。
オスマントルコ帝国。


人も文化も食事も本当にトルコは素敵です(スルタンアフメットあたりの客引きはウザいですが)。


リラ安から物価も安く感じ、再度この地を訪れることが出来て本当に良かったです。



というわけで、これにて3泊7日の僕の夏休みは幕を閉じました。