独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

年度末と感謝

職場のTOPが4月から異動になります。



お世話になったので、挨拶と一緒に簡単なプレゼントを渡そうと考えたのですが、年齢は50代でこの年代の男性にはどんなものを渡すのが無難なのでしょうか。

普段誰かに何かプレゼントする機会が一切ないためよく分かりません。

気持ちなんだから何でもいいとは思うけど、ハンカチとかスイーツとか?

考えた結果、
いつもデスクの上にガムのボトルを置いていた方だったのでガムにしました。
日持ちもするし、新しい職場にも持って行けるし、いつも口にしているものだと思ったので。

偉い人なんだけど、穏やかで優しくてひょうきんなところもあって。
なぜか他の従業員からの評判は良くなかったのだけれど、僕はその人柄が好きで、とても感謝をしています。
その上司のおかげですごく働きやすかった。

出来ればもっとその人の下で働きたかったですが、こればかりは仕方ありません。

「~さんの下で働けて幸せでした」というメッセージを付けてココロばかりのお礼を渡しました。

挨拶時は堪えないと目がウルウル・・・。
ちくしょー、肌は乾燥してるのに瞳ばかり潤いやがって。

雫と霧

職場で期間従業員として働いていた人が今日で最終日ということで、自分にも挨拶に来てくれました。

その人は50代、部署は違うため会った時に挨拶をする程度の関係でした。
4月以降はどこで働くのという話題から少し長く立ち話をし、聞けば30代の時に大病を患い約6年間働けない期間があったようで、今も正社員でフルタイムで働くことは難しく、体に負担をかけない程度のパートで今後も働くとのことでした。

本当は辞めたくなかったけど、契約更新してもらえなかったため、4月からはまた違うところで似たような仕事をするそうです。

すごくやりがいを持って働いていたようで、パートであることから生活は苦しいがやりがいを持って充実した時間を過ごせたと話していました。

なにより印象的だったのは、
「病気をして仕事が出来なかった6年はけして無駄じゃなかった。仕事が出来ずに社会との繋がりを持てないという現実は本当に辛い。どんな仕事でも職場でも、大変なのは同じ。人間関係だってどこに行ったってありますから。たとえパートでも、自分はこれだって思える仕事を見つけられてそれが出来ている今は幸せ」と言っていたことです。

僕は自分の人生に前向きになれずにいます。
でもその人は違う。
それだけの経験をしていながら、苦労を苦労と思わず、すべてのことを好意的に、前向きに捉えている。

きっとそんな性格の持ち主であるからこそ、そういう考え方の出来る人だからこそ、自然と道は開けて光は差していくのだと思いました。

環境のせいにするのではなく、自分次第なんだと。


その素敵な人柄と対比し、自分の抱える闇がさらに濃くなりました。
思わず目を見て話せなくて、最後は少しだけ目をそらしました。

マイルとちょびリッチ

ポイントサイトを利用してANAのマイルを貯めています。


自分が利用しているポイントサイトは「ちょびリッチ」と「ハピタス」。
メインはちょびリッチです。

極度のめんどくさがりなので、やっていることはクレジットカードの発行がメインです。
それ以外はほとんどやりません。

やることは、

1年に6枚くらい(二か月に1回とか)のペースでクレジットカードを発行し、それをドットマネー⇒ソラチカカード( ANA To Me CARD PASMO JCBカード)経由でメトロポイントへ移行し、さらにANAのマイルに交換しています。

ソラチカカード ANA To Me CARD PASMO JCB:キャンペーン情報|東京メトロ To Me CARD



これで1年で東南アジアへ行けるくらいのマイルが貯まります。

そんな中、昨年10月にちょびりっちで「MUFGアメリカンエキスプレスカード」を申し込み、発行後5000円利用すれば22000ちょびポイント、現金にして11000円分のポイント(ちょびりっちポイントはポイント:現金が2:1となるので)がもらえるはずでした。

しかし、今年になってもポイント加算されず・・・

ちょびりっちに問い合わせても、カスタマーセンターが混んでいるらしく返事をもらうのに1週間かかかりました。

こちらとしてはポイント獲得の条件は間違いなくクリアしていたので、証明となるクレジットの明細などを添付して、先方からの回答に2か月ほどかかるという返答を信じてひたすら待っていました。

しかし2か月を過ぎても全く音沙汰がありません。

再度ちょびりっちにメールしてみたところ、翌日の午前中にはポイント獲得のお知らせという返信が来ました・・・。

なんだよ、混んでたんじゃなかったのかよ 笑

以下、ちょびりっちからの返信メールのコピペです。

(お待たせしておりまして、誠に申し訳ございません。
ちょびリッチカスタマーサポートです。

代理店に調査進捗を確認しましたところ、
お客様のお申込みについて【承認】の回答が入りましたので、
先程ポイントを反映させていただきました。
お手数ではございますが、獲得明細にてご確認をお願いいたします。

この度は長らくお待たせをいたしまして、
またポイント加算が遅くなってしまい、申し訳ございませんでした。
重ねてお詫び申し上げます。

今後ともご愛顧いただければ幸いでございます。
よろしくお願いいたします。)


と、こんな感じのメールが返ってきて、無事にポイント獲得できました。

ポイント反映までに約半年かかりヒヤヒヤしましたが、結果オーライです。
(通常はちゃんとすぐに反映されます)


こうしてちょびリッチ(もしくはハピタス)でこつこつポイントを貯めてANAのマイルがけっこう貯まったので、この夏の旅行の特典航空券をマイルで発券しました。

ヨーロッパまでビジネスクラスで95000ANAマイルでした。

このようにポイントサイトやクレジットカード利用でマイルを貯める人を陸マイラーと呼び、自分もその一人ですが、年間200000ANAマイル以上を陸で貯めている人たちがたくさんいて、その多くの人たちが陸マイラーブログをやっています。

陸マイラー ブログ ANA」とか検索すればすぐに出てきます。


その方々は時間と労力をかけ、また工夫や頭脳を駆使して大量のマイルをGETしていますが、自分にはそこまで出来ないので、クレジットカードの発行案件だけをやって、1年に1回特典航空券で海外旅行出来ることを目標に陸マイラー活動をしています。

身の丈に合ったペースで。

目標をどこに設定するかだと思うのです。
1人旅の場合ですが、
1年に1回沖縄に行ければいいというのであれば年間2万マイル
1年に1回アジアに行ければいいというのであれば3~6万マイル←自分はここ
1年に1回ビジネスクラスでヨーロッパならば約10万マイル
1年に数回マイルで海外に行きたいのであれば20万マイル
のように


国内とかを目標にするなら、非常に容易いと思います。

1年に5~6回、ポイントサイトで年会費無料のクレジットカードを発行する作業をコツコツやっているだけです。

自分はあくまで「年に1回東南アジアあたりへマイルで行ければいい」という目標でやっています。


ちょびりっちとハピタスはサイトが見やすいのでおすすめです
サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ
 
ハピタスはポイント換算が1:1なので分かりやすいです。
日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス

出口と崩壊③

上司がパソコンで僕の個人情報を閲覧できるということ。
有給取得日数や時間外勤務時間、健康診断の結果・・・

そして、
病気治療のために公費負担を受けていること。

自分は必死に隠しても、上司が簡単に見つけられる環境がある。
下手くそなかくれんぼだ。

ただ、今日現在上司から病気のことを聞かれたり、呼び出されたりすることはないため、おそらく知られていないはずです。
と信じています。


しかし先日、心が朽ち果てそうな事実を耳にします。


異動により、今の職場の一番偉い上司が違うところへ異動、4月からは新しい人がやってくるということを聞きました。

そしてその新しく来る人は、現在保険関係の部署でTOPを務めている人。
そしてその人は1年前までは今の僕の職場にいた。

何を意味するかというと、
公費負担を受けていることを保険組合に申請していることにより、もしかしたら業務として僕の病気のことをすでに知っている可能性があります。
そういうことを扱っている部署のTOPですから。


今後は年に数回ある面接なども、すべてその人から受けることになります。
もし知っていた場合、上司として必ず触れてくるでしょう。
たとえ他部署で知り得た僕の個人情報であったとしても。
僕は逃げられないのです。

膝から崩れ落ちそうな思い。
出口の見えないトンネル。


その時はすぐそこまでやってきているようです。


出口と崩壊②

前にいた職場は、給料明細は紙でもらっており、福利厚生や年末調整をはじめとした手続きも全て紙媒体の書類を使っていました。


逆に今の職場は、すべてパソコンで管理されています。
休みや残業手当などはパソコンのマイページで申請、給与明細は閲覧します。
手続きは基本自分でパソコンで行うのです。

 同じ系列でもこんなふうに異なることがあるのだろうかと、当時はかなり驚きでしたね。


しかしある時偶然、部下の残業時間や有給取得日数、健康診断の結果などの個人情報を上司がパソコンから見られるということを知りました。

 

nadeemsan.hatenablog.com



前にも書いていますが、
職場をはじめ、親兄弟にも自分の病気のことは誰一人伝えていません。
言い方を変えれば「隠して働いて」います。

ただ、会社の健康保険部署の担当者だけは知っています。僕は多額の治療費がかかっており、公費負担を受けているからです。
医療費控除の手続きのため会社の健康保険部署の担当者にだけは書類等を提出しなければならず、そういった理由から僕の病気のことを把握しています。
ただ、保険担当の部署は本社にあるため、担当者と直接顔を合わせたことはありません。

ですが、上司はいつでも自分の個人情報を閲覧できる状況にあるわけです。
パソコンで僕の個人情報を見れば、そこには「僕の秘密」、医療費控除を申請していることなどが書かれている。

会社内の個人情報などあってないもの。
いつどこでばれるか、という思いが常にあります。

ばれて会社に居づらくなる。
普通に働くことが出来ない状況になることは容易に想像できる。
だから僕はどうしても「自分の病気」を隠したい。

それが唯一の生活を守る術なんです。

出口と崩壊①

先日「自分も病気にさえなっていなければ、きっと今も彼らと同じところで働いていたはずです。」とブログに記しました。

 

nadeemsan.hatenablog.com

 


当時、自分の病気が発覚し医師から「毎日決まった時間に薬を飲むことが必要で、薬が効かなくなるか、もしくは死ぬまで治療が必要」と言われたことで、色々なことを考慮したうえで当時の職場で働き続けることは無理だと判断しました。

職場に病気のことを伝えることは出来ませんでした。

その時は辞めるという選択肢しかなく、年度末をもっての辞意を伝えました。
もちろん病気が理由とは言わず、適当な何かを言って。
それが10月頃だったでしょうか。

年が明けた頃、上の人から呼ばれ、違う事業所への異動の話をいただきました。
これっぽっちも予想していなかったことでした。
迷いましたが、まだ次の仕事も見つかっておらず、また通勤距離が大幅に短縮されることから、ありがたく異動の話を受けさせてもらいました。

そこであれば病気を隠して働けると思ったのが一番の理由です。

今の職場は前にやっていた仕事内容とはかなり違うため、一から覚えることが多かったですし、人間関係もストレスフルですが、異動前よりは時間の余裕をもって働けるところで体力的にも楽でした。

捨てる神がいれば、拾う神もいるのだなと当時は思ったものでした。


そうして病気と共に始まった新しい生活でしたが、新しい環境にも慣れてきたころ、不穏な空気を目にします。

 

 

 

てるみとくらぶ

旅行代理店「てるみくらぶ」倒産??

headlines.yahoo.co.jp

matome.naver.jp

www.travelvoice.jp



自分もつい先月のタイ旅行で利用したばかりです。

 

nadeemsan.hatenablog.com

 成田で2時間飛行機が遅れて、乗り継ぎ地の台北で次の飛行機に乗り継げなかったのですが、現地でその旨をメールしたらすぐに国際電話をかけてきてくれて、現地の空港のガイドさんに連絡をとってくれて時間変更をしてくれたりして、その時は非常に丁寧な対応をしてくれました。

 

飛行機が遅れたのはてるみくらぶのせいじゃないですが、きちんと対応してもらえたことでかなり心が救われました。

なので非常に印象が良かったです。
加えてその魅力は値段の安さです。
出しているツアーの値段はかなり安くて、ホテルや飛行機を選ばなければ数万円で世界のだいたいのところへ行けてしまうようなツアーばかりでした。

24日(金)に突如営業停止となり、この事態が発表されたようですが、旅行を申し込んでいた人たちは相当数いたはず。

楽しみにしていた旅行がいきなり行けなくなるだけでなく、
もし倒産だったとすれば支払った代金は全額返金されるのでしょうか・・・。

「突然」って嫌ですね。
どんな場面でも。

タイの空港で迎えに来てくれた現地の女性ガイドさんが「中国人と韓国人観光客を相手にする会社のガイドをしていたけど、嫌になって辞めた。今は日本のエージェントで働いているが、本当に日本人はいい。給料安くても日本人がいい」と話していました。

あのガイドさんの仕事大丈夫かな。。。

先月に利用したばかりの身としては他人事ではありません。