独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

支出と内訳(2017年2月)

2月の家計簿。



収入

手取り20万


支出

食費    ¥12094(日曜に4回まとめて買い出し)
家賃    ¥38500(毎月引き落とし)
電気代   ¥2251
ガス代   ¥3586(プロパンガス、節約のためシャワーのみ使用)
水道代   ¥0(2か月に1回の請求、今月は該当なし)
灯油代   ¥1260(灯油ストーブ使用)
保険    ¥6300(毎月固定)
ガソリン  ¥3000(軽自動車)
携帯    ¥2250(ガラケーの基本料金のみ)
交際費   ¥0
プロバイダ ¥0(家賃に含む)
日用品   ¥0
車の保険  ¥23500(SBI損保で年払い)
旅行    ¥15000(タイ旅行でのこづかい、空港までの交通費)



支出ではないですが、別に100000円を貯金。



合計¥107741


今月は車の保険の年払いがありました。数年前までは代理店で年間4万円くらい払っていましたが、ネット保険にしてからはその時の半分以下で済んでいます。
1月は車検、今月は保険と、車関係の臨時出費が2か月連続でありましたが生活必需品なので必要経費です。


交際費は今月もゼロ。

旅行は有給をとってタイのバンコクへ行きました。旅費の¥96000は12月に支払い済みなので、現地で使った5000円くらいと成田までの往復の交通費などが含まれています。

年末から狂ったように買っていた洋服でしたが、今月は一切買い物はなし。
これがいつもの自分。
これでよし。


以上2月の家計簿でした。

清水と舞台

最近無償に牛肉が食べたくて仕方ありません。
それもステーキで。


今日スーパーに行ったらステーキ用肉の盛り合わせを見つけて、迷ったけど奮発して買いました。

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オージービーフ。
定価だったら買わなかったですが、サーロイン2枚とランプ2枚1580⇒1185円に割引になっていました。
サーロインはよく聞くけどランプって何だ??

いつも割引された300円前後の安い豚肉を買っているので、自分的にはいくらステーキ用とはいえ、1回で1000円を超す肉を買うのはけっこうな思い切りが必要でした。
でも1枚あたり300円ほどと考えると安いですね。

ステーキは自分で焼くより、高くても店で食べたほうがめんどくさくなくていいやと思ってたのですが、人生で初めて買ってみました。
美味しくなかったら今後はやめよう。
ちなみに、自分は肉の脂身は苦手。

普段はこんな感じで質素な食事してます 笑

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こういうの食べているのが一番しっくりきます。

民と眠

なんだか今週はひどく疲れていて、今日は昼過ぎまで寝ていました。
起きたのは12:30・・・
半日が終わっていました。


そして午後からは親父の見舞いに病院へ。
やはり抗がん剤の副作用で気持ち悪くてご飯が食べられず、点滴をしていました。

明日兄貴が子どもを連れて来ると親父に連絡が入ったようで、先月に行ったタイのお土産があるということを伝えたところ「また行ったのか?」と兄が言ってたそうです。

兄は結婚して4人子どもがおり、
会えば僕にも「一人で海外旅行なんか行ってないで、さっさと結婚しろ」とよく言います。

まして僕の住むアパートの隣室には、兄の会社の人が住んでいます。

 

nadeemsan.hatenablog.com

 



どうせ会社では「弟は海外旅行が好きで、結婚もしないでブラブラしている」といった話がされていることでしょう。
アパートの駐車場に車が停まっていれば在宅していることが分かるし、数日間いなければどこかに旅行に行っているということも一目瞭然。

このことを聞いて以来なんかめんどくさくなり、
この春に姪っ子が小学校に入学するためお祝いを渡したかったのですが、実家へタイの土産とともにお祝いも今日一緒に届けておきました。
明日取りにくるそう。


老いと夫の言葉

84歳の夫が介護疲れにより認知症の81歳の妻を殺害したというニュース。

www3.nhk.or.jp

 



本当に限界だったのでしょう。
何もかもどうでもいいいと思ったのでしょう。

捜査員に対し何度も「60年連れ添ったのにごめんな」と口にしていたそうです。


戦争すらも生き抜いた84歳の男性が最後に辿った結末。
胸が詰まる思いです。
この夫を一体誰が責めることが出来るでしょうか。

自分自身、全部どうでもいいやという気持ちに駆られることがよくあります。
ただこの男性のように全てを終わりにする勇気がないだけ。

こういったニュースを見るたび、老いについて考えさせられます。

わらと犬

今日は午後から休みをもらい、自分の定期通院に行って来ました。

昨日は親父、今日は自分。

採血検査後に診察。
薬を変えようと思っていると主治医から説明がありました。

「夏にヨーロッパに行けたらと思っているのですが、10時間くらい時差もあるので薬の内服時間等を考慮すると行っても大丈夫でしょうか?」と聞いたら「大丈夫」と言ってもらえました。

「仕事ですか?」と聞かれたので
「いえ、旅行です」と答えると
「いいですね」と主治医から言われました。

「そういう現実逃避を考えていないと、頭がどうにかなりそうです」と吐露したい気持ちを押さえて診察室を出ました。


病院の玄関を出ると、冷たい雨が降り出していました。

父と僕

今日親父が入院しました。

午前中に有給をとり通院に付き添ったのですが、
抗がん剤の副作用で手足のしびれや食事が食べられないことが続き、最近体重が5kgも落ちたため、今回は入院して抗がん剤治療をすることとなりました。
入院していれば食事が摂れなくても栄養剤の点滴が出来ます。

親父を見ていて思う。
そこまでして抗がん剤治療を続けたいのか?

転移の不安や予後の不安から治療を続けたいのはよく分かります。
息子としても、1日でも長く元気でいてもらいたいと思います。
でもこのままだと、抗がん剤の副作用により日常生活もままならない体になってしまいそうです。1日数口しか食べられず、手足のしびれで車の運転も出来なくなりそうなほどに。


抗がん剤は「毒をもって毒を制す」と言われます。
本来は2週間に1回の抗がん剤治療のスケジュールを、今週は休んで4週間に1回の間隔に空けるとかして体力の回復を待ってから治療するのでもいいのではないかと父に提案しましたが、父は「入院してでもやってほしい」と医師に希望しました。

もし自分だったらそうまでして、生活の質を落としてまで抗がん剤治療したいか、と問いかけると答えはNOです。

でも親父と僕には決定的に大きな違いがあります。

親父は長生きして孫の成長を見届けたいだろうし、仲の良い兄弟もいる。
末っ子の自分が結婚していないため、結婚を見届けたいでしょう。
僕の孫も抱きたいでしょう。
長生きする意味も理由もあるのです。

対して僕は親父と違い、長生きしたい理由は一つもない。
自分の病と向き合えず、出来ることなら早くこの人生を終わらせたいと思っている。

少しでも長生きしたい父
少しでも早く死にたい息子


親子であっても、病と闘う姿勢も生きる理由も全く違うものだなと考えてました。

支配と従属

今日は突発的な出来事による残業があり、いつもより帰りが3時間ほど遅くなりました。


自分の病気ですが、決まった時間に決められた薬を飲んでいます。
これほど遅くなることを想定していなかったため、夜に飲む薬を持ち歩いておらず、
飲まなければならない時間を大幅に過ぎてしまいました。

時間通りに帰れないと分かった時から、薬の時間に間に合わないということばかりが頭に浮かび、「どうしよう・・・」その繰り返しでした。


薬を飲むことは日常の一部となり、海外旅行にも普通に行けるような体調で日々を過ごすことが出来ていますが、やはり薬に支配されている生活ということを再認識します。
自分は薬に生かされているという事実。

薬に支配され、従属しないと自分は生きていけない。


まるで僕の体は独裁政権北朝鮮みたい。